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省エネ塗装って何だ?

たまに「省エネ塗装」というPRを目にしますが、そんな物が実在するのでしょうか?
今回は「省エネ」に該当しそうな商品類とその実際の効果について書きます。

「省エネ」が出来る可能性のある塗装

省エネというと、まず「遮熱塗装」を思い浮かべる人が多いと思います。
遮熱塗装とはその名の通り、熱を遮断する機能がある塗装なのですが、完全に熱を遮断するわけではなく主に紫外線を反射することで塗膜の熱が上がらないようにしています。イメージ出来るように説明すると、遮熱塗装を施してない物が夏場の日差しに曝された状態である場合は熱くなって手にすることが出来ないですが、遮熱塗装が施されている物は温かい程度なので手に持つことが出来ます。

遮熱塗装と似た物で、「断熱塗装」があります。
断熱塗装は、その名の通り熱を断つ効果を持った塗装膜です。熱伝導率が低いセラミックバルーン(熱伝導率0.088W/m・K程度、水は0.582W/m・k)を厚膜で塗ることで熱を遮ります。同時に遮熱性能も持ち合わせている物がほとんどなので、熱を反射し、残るわずかな熱もセラミックバルーンが通さないことで性能を発揮ます。

前出の2つは主に屋外用ですが、屋内用でも省エネ性能がある塗装があります。「高反射塗装」です。高反射塗装は、電灯などの光を上手く拡散させ反射することが出来、同じ照明で室内の照度を上げることが出来ます。オフィスなどで照度が必要な空間には非常に有効なものです。

性能は施工業者の良心が重要

「省エネ」が出来る塗料は幾種類もありますが、同じ種類の物でも性能はその塗料によって異なります。同じ遮熱塗料と名が付いていても、メーカーによって性能に差がありますし、それを施工する業者によっても差が生まれます。
遮熱塗料を例にとってみると、極端なケースですが下塗りから上塗りまでの3工程中で3回目の上塗りだけ遮熱塗料を使って、下の2回は安価な普通の塗料が使われていたという事例もあり業者が悪意をもって行えば簡単に手を抜かれてしまうので、その様な塗装は期待される性能が出ません。
また断熱塗装は、規定されている塗膜厚が必要なのですが、これは見た目では分からないため、現在でも薄膜で施工して暴利を得ている会社は多く存在しています。断熱塗装においては㎡あたりどのくらいの塗料を使うのか、全体で何キロで、何缶ぐらいの塗料を使うのか事前に知っておき、施工時に確認するくらいのつもりでいた方がよいでしょう。

いずれの塗装でも、施工する業者に良心と知識がないと満足のいく結果は得られないのだと思います。


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