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こんな業者には気を付けろ!② ~一括見積~

10年以上にわたり、インターネット上の大手相談サイトで塗装や防水、リフォーム、建築に関する多くの悩みなどの相談を受けながら、コンサルタントとしての当社に日本全国から直接寄せられた塗装・防水・リフォームに関する様々なトラブルや困りごとを解決してきた経験を元に、消費者の皆さまに有益な情報を発信しています。

さて、「こんな業者には気を付けろ」シリーズ第2回となる今回は、一括見積サイトについて書いていきます。

一括見積サイトとは

一括見積サイトに、名前や連絡先などを入力するだけで複数の業者から見積が取れるというサービスで、塗装やリフォーム、保険、クルマの買取なども同様のサービスが複数展開されています。便利なサービスなようですが、「一度に多くの業者からしつこく連絡が来る」、「求めていた品質と違うサービスを勧められる」などトラブルも多く、便利だけのサービスではありません。

トラブルが多い?塗装・リフォームの一括見積

塗装やリフォームを一括見積サイトを利用して決めた方が業者とのトラブルになることが多くなっています。
「仕事がすごく雑だった」とか、「請求となったら多くの追加料金を請求された」などの事例が多数あります。このような一括見積サイトを利用するのに消費者は無料で利用できますが、登録している業者は見積をするだけで紹介料を取られ、契約に至った場合は成約手数料として少なくとも契約した金額の10%以上を支払わないといけません。当然、そこで支払う費用も工事代金の中から支払われます。また、相見積ならば、本来有るべきな「共通の仕様書」や「設計書」というものもないため、基準もなく単に金額の安さのみを競うこととなるので、真っ当な業者では受注することがまず不可能です。

審査を受けずとも登録可能

「厳選した業者」や「技術を持った業者だけ」、「厳しい審査を受けないと登録できない」というようなことが書いてあるサイトもありますが、その運営がたとえ大手資本であったとしても、サイト側が技術審査をするといったことはありません。審査と言っても単なる経営審査のみで、極端な話しでは悪徳詐欺業者であっても経理上の問題がなければ登録できてしまいます。
この様に、業者に求める一定の技術基準すらありませんので、消費者は単に安いだけのレベルが低い業者ばかりの見積の中から一番安い業者を選ぶこととなり、当然として一番リスクの高い業者を選んでしまうということになります。

相見積には素人が手を出すとキケン!

先にも書きましたが、相見積を行うには同じレベルの技術を持った会社に同じ仕様と同じ数量を示して金額を出してもらわないといけません。使用や数量が異なれば当然として金額も異なりますし、技術が違えば出来ること自体が違うわけですから金額は変わりますから、単に複数の業者を集めて見積をさせても相見積にはならないのです。
バブル景気が弾け始めた頃は、建設会社でみ「見積は3社以上取る」という決まりを設けたところが多くありましたが、現在では殆ど廃止されています。理由は、会社ごとに技術が違うので値段だけで判断するとトラブルが多くなり、結果として瑕疵が増え、信用が落ちるだけで利益とならなかったからです。
プロでも失敗が多い相見積を素人が行えば・・・結果はトラブルの多さからもわかるとおり、失敗することが大半です。

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