
ベランダの防水が剥がれてきたときの直し方
最近の戸建住宅のベランダはFRP防水が主流
木造の戸建て住宅のベランダにはFRP防水が施されている物が多いですが、FRP防水は樹脂を塗り重ねて構築されるものなので当然として年月が経てば上塗りから劣化します。従って、定期的なメンテナンスが必要なのですが、このメンテナンス方法にも注意が必要です。新築時の一般的な戸建FRP防水のレベル
新築時のベランダに施されるFRP防水は、通常正規の工程では行われていません。「どうして?」と思われる方が多いかと思いますが、それでも防水性が保ててしまうので、なかなか変わりません。 下記にその違いを表にしました。| 工程 | 公共建築木造工事の標準仕様 | 一般的な新築時の仕様 | 意外と多い手抜工法 |
|---|---|---|---|
| 1 | 素地調整・素地づくり | 素地調整・素地づくり | 素地調整・素地づくり |
| 2 | プライマー塗布 | プライマー塗布 | プライマー塗布 |
| 3 | 防水用ポリエステル樹脂塗り | 防水用ガラスマット張付け | ガラスマットを防水用 ポリエステル樹脂で塗付け |
| 4 | 防水用ガラスマット張付け | 防水用ポリエステル樹脂塗り (トナー入り) | 歩行用仕上塗料塗り |
| 5 | 防水用ガラスマット張付け | 歩行用仕上塗料塗り | |
| 6 | 防水用ポリエステル樹脂塗り (トナー入り) | ||
| 7 | 歩行用仕上塗料塗り |
初めてのメンテナンスは・・・
初めに行われた工事仕様を考えて、弊社では初めてのメンテナンス時には防水となるガラスマット+樹脂層を1層設けてから、ポリエステル系トップコート(上塗り)という仕様をおススメしています。 多くの塗装業者は、扱いが難しいポリエステル系トップコートではなく、簡単に塗れるウレタン系トップコートを塗ってしまいますが、ウレタン系トップコートは膜厚も薄く耐摩耗性などが大きく劣り、次回の塗り替えやFRP防水自体のメンテナンスが必要なときには撤去の必要があるので弊社では基本的に使用しておりません。2回目以降の修繕の方法
FRP防水層の2回目以降のメンテナンスは、その時の状態によって検討をします。 防水層に問題がなければ、トップコート(ポリエステル系)のみを塗り替えることもできますし、劣化が進行し防水層に問題があるようならば再度防水層を1層構築してからトップコートを塗ります。 もし、防水層の劣化が激しく素地から作り直さなければならない場合は、既存の防水層の上に素地を張り直してからご希望の防水を行っています。FRP防水の修繕費用
一般住宅のベランダの場合、数量が少ないので平米単価での計算ではなく、一式となってしまうことが多いですので、次の価格はあくまでも参考としてください。 ポリエステル系トップコート塗り替え 3,000円/㎡~ 防水層+ポリエステル系トップコート 6,000円/㎡~ 「FRP防水トップコート2500円/㎡」などとしている会社は、ほぼ間違いなくウレタン系トップコートです。ここでも値段と品質は比例しています。屋根を直しても止まらない、何社に見てもらっても原因が分からない、そのようなケースもあります。
群馬・埼玉・東京で雨漏り調査や修繕のご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。



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