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塗装業のはじめ方

How to 塗装業のはじめ方 2022

職人と名乗るにはどんな資格が必要か?

職人商売は、技術が必要なもの」と思われていますが、そんなのはとうの昔に無くなっています。

何の経験もなくとも、技術と呼べるようなレベルでなくとも職人と名乗ることができてしまいます。職人と呼べるレベルにない者を職人として仕事に向かわせても罰則も何もありません。

理由は、「法律で決まっていないから」なんです。

弁護士や建築士などは、法律で資格を持たないと名乗れませんが、職人はそのような決まりがないため自由に名乗れます。どこからが職人で、どこまでが見習いとかの決まりもありません。

なので、皮肉を込めて2022年度版として、ご説明いたしますが、現在の塗装屋は全てが技術者とは限ら事実に驚かれるのではないかと思います。

職人という立場が確立されていた時代の話し

昭和や平成のはじめくらいまでは、「職人」というのは親方から認められて初めて名乗れるものでした。その時代は少し出来るぐらいは「見習い」であり、その下は「アルバイト」などと言われ、明確な違いがあったものです。

塗装業で言うと、調色、ダメ込み、パテかいなどの素地調整全般など、一通りが出来ないと「職人」とはされませんでした。ガン屋(外装屋)さんにはローラーだけしか使えないアルバイトのおばさんがいたりしましたが、その人たちは決して職人ではありませんでした。地域によっては「ローラーマン」などと言われていました。

しかし、現在は少し出来れば「職人」、アルバイトレベルでも「職人」。現場作業をする者を全部「職人」というようになってしまっています。

始めたその日から「職人」とされる

さて、実際の話しで、塗り替え屋(大量の広告を出したり、営業マンが多い会社)は昭和の時代には「アルバイト」や前出の「ローラーマン」と言われるレベルを職人として現場に向かわせているところが非常に多いです。

3年以上の経験があるのに技術を学んでいないので、弊社では見習いの下のレベルと判断されて1日で逃げ出した者もいますし、10年以上やっているというのに全く刷毛使いが出来ないという者が来たこともあります。でも、みな自信満々なので、ゆとりというか、なんというか・・・・自己評価だけ高いのです。

聞けば、始めたその日から「職人」といわれ、自分では「職人」であることを疑ったこともなかったとかで・・・・ただただ憂うしかありません。

(後に追記します)

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