完成検査は、プロならではのポイントがある!
弊社では自社で工事を行った工事を検査をしてお客様にお渡しをしています。
この検査を行っていない会社や検査とは言えない程度の確認で終える会社も少なくないですが、弊社は老舗ならではのノウハウで重要なポイントをしっかりと見ています。
今日は、そんな「プロの検査」を一部ご紹介したいと思います。
塗装工事における仕上げ検査
塗替えをはじめとする塗装工事の仕上検査はただ塗残しがないか確認するだけではありません。弊社では少なくとも以下の項目を確認しています。
- 塗り厚は適当か
- 適切な素地にしてから塗装してあるか
- 刷毛、ローラーの目は通っているか
- 透け・擦れはないか
- 塗料ダレ、塗料溜まりはないか
- 指定された艶調整が出来ているか
- 変色、色交じりはないか
- 塗り残しはないか
- ハミ出し、塗りすぎはないか
- 養生の被りは適当か
- ゴミ、虫などの付着はないか
- 清掃はしっかりできているか
- 養生材などの残しはないか
文字で表すと簡単そうに見えますが、上記の内容をしっかりとチェックするのは意外と難しく、人間が行うことですので見落としも起こりえます。なので、弊社では社内検査として2重チェック+1として、管理者による検査後に手直しをしたら現場責任者が再度チェックし、その後再度管理者が検査をしています。
検査で気を付けるポイントは!?
お客様も検査と称して全体を見てまわる方もいますが、管理者はプロであるが故のポイントで仕上げを診ます。
これは経験によるところが大きく、言葉だけで表すことは出来ないものですが、その一部でも表現すると裁縫と同じで「襠(マチ)と角を見る」という事です。大きな面は大抵キチンとできる物ですが、角や端にはその仕事に手間を掛けたか、どうかが出ます。安い業者や大量受注している業者は、一見はキレイですが決まって角や端の精度が低く点数としては百点満点で56点といったイメージです。利益を上げるには手間を減らすしかないのですが、それを平然と行うのは三流です。弊社には出来ない行いです。