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【2021年】最新塗料の事情 ~シリコン・ラジカル制御編~

リフォーム会社などは無機塗料やフッ素といった20年以上の耐久性が期待できる超耐久塗料をメインで売り込んでいますが本当にそれらの塗料を使うことは有効なのでしょうか?
今回は、現在使われている主な塗料について振り返りながら最近の塗料事情を検証する第2弾として、シリコン樹脂塗料とラジカル制御型塗料についてお話しします。

アクリルシリコン樹脂塗料が代表的

シリコンは塗り替えで最も多く使われている塗料です(現在)。その分、安価な物から高耐久・高性能を誇る物まで様々な種類があり、一概にシリコン樹脂塗料と言っても価格は倍以上の開きがあります。
「シリコン樹脂塗料は長持ちしないの?」などと聞かれることがありますが、品質の良いものなら12年を超える耐久を期待できますので、他の建材の耐久性を考えると、今のところはシリコン樹脂塗料でも十分な性能を持っていると考えます。

ラジカル制御塗料って何?

「ラジカル塗料はシリコンよりも長持ちしますか?」と質問されることが多くあります。
答えの前に「ラジカル」について説明しますと、そもそもあラジカルというのは強いエネルギーによる電子の移動や、化学結合の解裂などによって不対電子を持った分子や原子のことを言います。電子は対で安定するのでラジカルとなった分子や原子は不安定な状態となり、次々と電子を奪うことで劣化を進行させます。簡単に言うと、外部に使われる塗料の場合、太陽光(紫外線)により塗料がラジカル化することで劣化が進行するので、ラジカル化を押さえる(制御する)機能を持った塗料をラジカル(制御型)塗料といいます。現在のところはラジカル制御型であるほとんどの塗料の元塗料がシリコン樹脂を使って作られているので今のところはラジカル制御機能を持ったシリコン樹脂塗料がラジカル制御型塗料である思ってよいでしょう。念のため付け加えておくと、ラジカル制御型のフッ素樹脂塗料もあります。

次回は、フッ素樹脂編をお伝えします。

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