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明治四十四年に建立された石製の鳥居

前橋東照宮に今から110年も前の明治44年に建立された石製の鳥居があります。
「令和の大改修」にて、この石製鳥居を徹底的にキレイにすることを依頼されました。依頼では高圧洗浄機で洗った後に、撥水剤を塗布するという内容でしたが、石はコンクリートとその性質が異なるのでオリジナルでコーティング計画をたてることとしました。

  1. 足場の設置
  2. コケを根から除去
  3. 長年で付いた水垢の除去
  4. 高圧洗浄
  5. 石材用のコーティング
  6. 足場の解体・完成

以上の、内容で鳥居を奇麗にすることにしました。なお、より確実な施工のために高所作業車ではなく足場を設置することとしました。また、念のため石でも撥水剤が有効に作用するのか調べてみましたが、思った通りで撥水剤を作っているどのメーカーも石材には向いていないとの回答でした。

汚れていた前橋東照宮の鳥居

計画を立てるにあたり、まず最初に石材について調べてみました。
汚れが強くあるので、上の方の色は分かりませんが柱は白いので、鳥居に多く使われた宇寿石か坂戸石(いずれも花崗岩)で作られているのではないかと考えました。石材には撥水剤が有効ではないため、大理石の床などに使えるコーティング剤があったことを思い出し、その中から屋外でも使えるものを探し、メーカーに有効性を確認してから使用しました。

薬品で洗浄中の前橋東照宮鳥居
洗浄をして元の色を取り戻した前橋東照宮鳥居

単に高圧洗浄するだけでなく、コケを薬品で根から落とし、水垢も薬品でキレイにしてから、御影石に適したコーティング剤を使って保護しました。このコーティングがどのくらいの耐久性があるのかは不明ですが、単に水で洗うよりも長くキレイを保ってくれることを期待しています。

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