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目から鱗の業者選び!工事を注文する前に気を付けること

チラシやホームページに並ぶ工事歴の写真とそれらがいかに良い仕事をしたかをアピールする文言・・・どれも鵜呑みにしてはいませんか?
冷静になって考えてみてください。都合が悪い写真や事実を広告にする業者はいません。もっと言えば、写真や映像で建築工事の良し悪しを判断することはプロでも不可能ですので、一般の方であればどれも見てもきれいに見えるでしょう。実際、そのようなきれいなチラシやきれいなホームページに、すっかり騙されて交換している人は少なくなく、トラブルも多く報告されています。
(あとでとんでもなく騙されたことを知る人も多いです)

今回は、基本的な業者選びで「使える」法則をご紹介します。

技術力が不十分な会社

全国から寄せられる塗装などの業者とのトラブルを解決していくうちに、トラブルを多く起こす業者にはある法則があることがわかりました。
どの業者も、広告を多く巻いていて、ネット上の口コミ数が多く、工事に携わる職人よりも「営業」と言われる社員が多かったのです。また、「技能士」がいることを全面的に押し出したり、2級建築士がいるというアピールをしている会社もありました。他の記事でも書いておりますが技能士は、厚生労働省の管轄であり、高い技能を持っていることを証明するものではなく、一定の基本的な技術があることを労働者が雇い入れ会社に証明するためのものでしかありません。(一級塗装技能士とは)2級建築士も、主に木造建築を設計できるというだけで、建築に関して豊富な知識があるわけでもなく・・・・建築関連の学校を出たらとりあえず取るような初歩の初歩の資格であるといえます。そのようなベーシックな資格をアピールするということは・・・・それ以下の技術しか持ち合わせていない・・・ということなのではないのでしょうか?
規模がいくら大きくなっても、技術が上がることはありませんし、技術がある者であればそのような会社には近寄らないと私は思います。

実力がない業者が使う”ある”言葉たち

工事内容に問題を起こしやすい業者には、他にも共通点があることに気づきました。
それは、「一般の方が良いイメージを持つような言葉(文字)を、会社名やキャッチフレーズに使っている」ということです。
例で挙げると「魂」、「絆」、「職人」などで
これらをキャッチフレーズ等に使用している会社には、気を付けたほうが良いでしょう。
ある設備関係の職人さんが「できない奴ほど、自分のことを『職人』と言うよね。」と話していたので、他の様々な腕のある職人さんたちにも、その話をしたところ、どの業種でも、自身で『職人』を名乗る者に、上手いものはいないと口をそろえたように言っておりました。また、「中身がない奴ほど、持ち物に『魂』とか『絆』と描いてある。」と聞き、思わず吹き出してしまいました。

耳障りの良い言葉には、裏がある

建築関係の工事に「安い、早い、上手い」は、絶対に存在しないと断言できます。
安ければ、安いなり。早ければ、手を抜くしかない。上手いのは、費用も時間もかかります。「安い、早い、上手い」の実態は「(原価が)安い、(手間をかけないから)早い、(手抜きが)上手い」なんです。

まとめると、広告と口コミ数が多く、実際に作業を行わない社員が多い会社、「魂」、「絆」、「職人」のキャッチフレーズを使っている会社に頼むのは、おすすめできないということです。

 

 

 

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