アパートを塗り替えても入居率はアップしない!
塗装会社の広告には「弊社で塗り替えれば入居率UP⤴」などと言う文句が記載してありますが、それは完全にウソです。
塗装しただけで入居率が上がるのなら、部屋が埋まらなくて悩んでおり大家さんはいなくなります。
賃貸経営などをコンサルティングする専門会社が断言
弊社とは別の会社になりますが、同じグループに不動産等の資産に関してコンサルティングを行う会社がございます。当然ながら不動産系の最高峰資格である(公認)不動産コンサルティングマスターの資格を有し、多くの不動産オーナーに助言し成功へと導いています。
コンサルタントの言葉で言うと「物件(アパートやマンション)が整備されえていることは必要であるが、塗装で入居率が上がることはない。限られた入居希望者にどうやったら選んでもらえるのかが重要で、一元的に見たのでは入居率の改善にはつながらない。」となります。
入居率アップにすべきこと
所有するアパートやマンションの正確な状況・状態を知ることです。
どうして入居が延びないのか、賃料に見合った設備はあるか、ライバルとの違いは何か、近隣の入居状況などはどうなっているか、などを調査し詳しく分析することが必要です。しかし、これを行うのは前出のコンサルティング会社に任せるのがよいでしょう。知識も経験もない一般大家さんが真似事で分析をこころみても上手く行きません。
次に、予算立てをしっかりとすることです。
多くの大家さんが、経営であるのに予算立ても行わず、事業計画も立てないでアパート・マンションを運営しています。対して、賃貸経営を事業として本格的な組織で運営している会社は、会社の大小に関わらず建物ごとに計画を立て、日々改善しながら運営しています。予算立て無くしては、修繕で支払える額も、クオリティも決めることが出来ないからです。闇雲に「安く」と言うのは失敗のもとで、必要な修繕を適切な費用を掛けて行うことが賃貸経営には必要です。