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艶ありと艶消しの違い

艶ありと艶消しは、仕上げとしてどちらがよいのか!?

多くの方から頂く質問をブログ形式で紹介する第1回目です。
今回は「ツヤありとツヤ消しはどっちがよいの?」という質問に回答します。

工業製品は殆ど艶ありがない

日用品も含めて工業製品がツヤありで作られることは殆どありません。

なぜか?
それはツヤがあると少しの凸凹や変形が目立ってしまうからで、多くがツヤがあるように見えても半ツヤで作られています。反対から見ればピカピカのツヤ有りの商品は、凸凹などが出来ないように注意して作られた製品であるという事です。

艶消し仕上げは汚れる?

間違いではありませんが正しいとも言えないです。
ツヤありとツヤ消しの塗料が塗られた板を露店放置して汚れ具合を見るような実験を元に「つや消しは汚れやすい」と結論付けている意見が多くあります。

しかし、実際の建築においては壁面が上を向くような建築は通常ありません。軒や水切りによって壁に雨が直接当たることも少ないので上記のような実験は意味がないのです。また、塗装や塗料の品質によっては施工後半年程度で艶が失われ始めることもあります。したがって、艶が有る無しだけで汚れると決めつけるのは適切ではありません。

ツヤ消しや半ツヤ仕上げはモチが悪い?

これも間違っています。

ツヤ調整をしている塗料を正しく施工していない結果、モチが悪くなってしまうことがあるというだけです。もち「つや消しはモチが悪いから・・・。」と説明する業者がいたら、それは自ら技術的がないと言っているようなものです。

弊社のおススメ

施工する立場から言えば「ツヤ消し」や「半ツヤ」など艶を調整した仕上げは手間がかかりますし少し技術も高くないとキレイに仕上がらないので避けたいのですが、でも仕上がりのイメージを考えるとツヤ調整をした仕上げの方が良いです。当然ながら、弊社ではツヤ調整をおススメることが多くあります。(儲かりません)

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