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岡部塗装店はこのたび、AIで動く次世代塗装ロボット「ヌリカエル」の開発に成功し、今後の現場で順次運用を開始することをお知らせいたします。

塗装業界ではこれまで、
「塗装は誰がやっても同じではない」
「結局は職人の経験がものを言う」
と言われ続けてきました。

たしかに、その通りです。
しかし私たちは、長年こう思ってきました。
「それほどまでに経験が重要なら、その経験をAIに覚えさせればいいのではないか」と。

そこで誕生したのが、AI塗装ロボ「ヌリカエル」です。

「ヌリカエル」とは

「ヌリカエル」は、外壁・軒天・破風・雨樋などの各部位に対応した、岡部塗装店独自開発のAI搭載型塗装ロボットです。
塗膜の劣化状況、下地の傷み、塗り分けライン、気温、湿度、風の影響まで瞬時に解析し、最適な塗装動作を自動で判断します。
最大の特徴は、単に塗るだけではなく、
「ここは塗る前に直すべき」
「この下地のまま塗るのは危険」
といった現場判断まで行える点にあります。

つまり「ヌリカエル」は、ただの機械ではありません。
“とりあえず塗る”を最も嫌う、かなり面倒くさいロボットです。

主な特長

1.下地を見てから塗る

外壁のヘアクラック、旧塗膜の浮き、吸い込みムラ、汚れの残り、補修跡の不具合などを自動で検知。問題がある箇所は、塗装工程へ進まず警告を出します。

安いだけの工事にありがちな、「とりあえず上から塗っておく」という判断は、プログラム上できない仕様です。

2.細部の納まりまで学習済み

塗装工事は、広い面を転がせば終わる仕事ではありません。見切り、取り合い、入隅、出隅、付帯部まわりなど、むしろ細部ほど技術差が出ます。

ヌリカエルは、そうした「雑にやるとすぐ分かる場所」を重点的に学習。ダメ込みの乱れや、塗り継ぎの不自然さまで検知し、美観と精度を両立します。

3.天候を読んで、無理に塗らない

気温、湿度、風速、日照条件を総合的に判断し、施工条件が悪い場合は作業を自動停止します。工期優先ではなく、塗膜性能優先。人間よりよほど冷静です。

4.簡単な現場会話が可能

現場では以下のようなやり取りが可能です。

「今日、上塗りいけるか?」
→「午後の湿度上昇を考慮し、推奨しません」

「そこ、もう一度見て」
→「補修精度が不足しています。再施工を提案します」

「急いで終わらせたい」
→「品質を犠牲にする指示は受け付けられません」

少し生意気ですが、たぶん正しいことを言っています。

開発の背景

近年、建築業界では人手不足が深刻化しています。一方で、お客様が求める品質は年々高くなっています。
ただ塗るだけなら、機械化はできるかもしれません。しかし現実の塗装工事は、

どこが本当に傷んでいるのか
どこまで補修が必要か
何を先にやるべきか
どの材料をどう使い分けるか
どこを雑にすると後で必ず出るか

そうした判断の連続です。
だから私たちは、
「塗装は簡単にロボット化できる仕事ではない」
と、ずっと考えてきました。
それでもなお、現場の知見と老舗の経験をAIに学習させることで、ついに“職人の思考に近づく塗装ロボ”が完成したのです。

今後の運用について

今後は戸建住宅を中心に、アパート、工場、倉庫などにも「ヌリカエル」を順次導入し、施工品質のさらなる安定化と省人化を実現してまいります。
なお、初期モデルでは以下の課題も確認されています。

  • 昼休みに虫を追いかける
  • 雨の前になると少し落ち着きがなくなる
  • 塗料より水場を好む傾向がある
  • 「ゲコ」という返答しかしてこない時がある

これらは次回アップデートで改善予定です。

ここまで読んでくださった方へ

……と、ここまで本気で書いてきましたが、本日は4月1日です。

そうです。
「AIで動く塗装ロボ ヌリカエル」の開発成功は、エープリルフールのネタ記事です。
申し訳ありません。まだロボットは現場に出ていません。少なくとも今のところ、脚立に乗って本当に塗っているのは人間です。
ただ、ひとつだけ嘘ではないことがあります。
それは・・・「現場を見て、傷みを見抜いて、必要な補修をして、正しい材料を選び、工程を守って仕上げる」結局そこをきちんとやる会社しか、建物は守れません。
塗装工事は、AIっぽい言葉や派手な宣伝では良くなりません。

つまり――

「ヌリカエル」は嘘ですが、塗装を甘く見ると痛い目にあうのは本当です。

もっと言えば、
“塗るだけの業者”は、もう人間だけで足りています。
岡部塗装店が目指しているのは、そこではありません。
私たちはこれからも、ただ色を付けるのではなく、建物を見て、直して、守るための仕事を続けます。

ロボットはまだ完成していません。
でも、手を抜かない職人なら、もういます。
(手を抜かない職人は、長い時間をかけて築いた信頼と真摯に技術を評価する姿勢があって初めて成立しています。)

本気で信じた方、すみません。
少し笑った方、ありがとうございます。
そして塗装工事をご検討中の方は、現場で本当に必要なのがAIか、職人か、ぜひ見比べてみてください。

最後に

「ヌリカエル」はまだ実在しません。ですが、建物の傷みを見て、必要な手間を惜しまず、長持ちする工事をすること。それは昔から変わらない、本物の技術です。

4月1日くらい少し遊びますが、
仕事は遊ばず、まじめにやっています。

岡部塗装店

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