以前は、上野から新幹線に乗るしかなかったのだが、その時初めて東京駅まで新幹線が延びていることを知った。
慣れない東京駅は、巨大すぎてどちらに行けば新幹線ホームがあるのか全く分からず、右往左往してしまった。
日本語を長い間まともの話していないと、日本に帰ってきてもとっさに日本語が出て来ないもので、考えれば考えるほど英語しか出てこない。
今の様にスマホもないため、電車のホームを訪ねたら駅員から怪訝な顔をされた。
考えてみたら、アンパンを買いたくてリトルトーキョーまで行ったときに日系人の店員から英語で「無理に日本語話さなくてもいいぜ」と英語で言われたこともあったので、雰囲気も違っていたのかもしれない。地元の駅についてタクシーに乗った時も、運転手が不思議そうな顔をしていた。
家につくと母が待っていた。