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【2021年】最新塗料の事情 ~無機塗料編~
無機塗料

リフォーム会社や塗り替え屋(大量の広告を出し、技術を問わないで下請けを使って工事をしているような会社)を中心として、「フッ素樹脂塗料」よりも耐久性が高いとして無機塗料を薦められていますが、実際はどの様な物なのでしょうか?今回は、無機塗料の現状をお話ししたいと思います。

無機塗料とは!?

本来の意味の無機塗料とは、無機成分を塗膜にする塗料で、紫外線の影響を受けづらいため高い耐久性が期待できるものです。
しかし、実際に無機塗料としてリフォーム店や塗り替え屋で売られているのは「無機成分が入っているだけの塗料」が多くあり、名前だけで信用するには危険な商品もあります。

偽物?耐久性が不明な安い無機塗料

他社と競合したときに、明らかに安すぎる無機塗料を使った工事の金額に出くわします。安いモノや怪しいモノを薦めるところは必ずと言っていいほど、技術には・・・がある会社ばかりなので、気になって実際はどの様な商品であるか商品名を聞いて調べてみました。調べて分かったことは、どの商品も無名も含め塗料製造メーカーからのOEM品で、性能の割に異常に高い価格がつけられているか、残念ながら性能的に無機塗料とは言えない代物でした。無機塗料と言える商品もあるのですが、メインで売られているのは価格が安いモノで、当然として性能は期待できなくて当然なのですが、消費者がそれを見分けるのは容易ではないでしょう。
中には、フッ素配合の無機塗料という矛盾した商品もあり(OEMの元塗料は無機塗料とは言っていません)悪意があって消費者をダマそうとしているとしか考えられません。

悪意ある業者はなぜOEMの怪しい商品を使うのか!?

「売れるお弁当屋台の値付け方」というのをご存じでしょうか?贅沢で高いなと思えるお弁当を10%くらい、少し高いお弁当を60%、残りの30%普通の価格と思えるお弁当を作って売るというものです。これは「人は『極端の回避性』があるため、真ん中の価格を選んでしまう。」という行動経済学で有名な話で、高い弁当と普通の弁当だけを売ると普通の弁当だけしか売れないのに、少し高い弁当を設定することで少し高い弁当が一番売れるというものです。悪意ある業者はこの心理学を使うために値段設定に幅があるOEM塗料を使います。
信頼性がある大手メーカーの塗料は性能=価格で各層分かれているため、「ちょっと高い」がありません。厳密に言えば、ちょっと価格が高い製品はあるのですが市場価格となると性能と価格とがしっかりと比例しているためハッキリとした違いが出ます。しかしOEM品は高い商品はさらに高い価格にし、そこそこの製品(利益幅が大きい)を少し高い価格に設定しており、かつカタログには最高品とあまり変わらぬ性能がある可能ような記載をしているため、そのカタログやホームページを見せると消費者の目を誤魔化しやすいのです。(個人的にはそれらのカタログやホームページはダマしの小道具であると感じます。)

性能に間違いがない無機系塗料

昨今の無機塗料事情はお分かりいただけたかと思いますので、ここで商品として信頼が出来る者をご紹介します。ネット上や各社が薦める中には、無機塗料を名乗るものの性能に疑問がある物、価格が適切ではないと感じる者が少なくなく、また同じ無機塗料でも性能に差がありますので性能別で記載をします。なお、記載がない物は基本的に疑問を感じている塗料(裏付けがありますけど)ですのでお薦めしません。
(最高レベル)
日本ペイント・アプラウドシュラスターⅡ
関西ペイント・アレスダイナミックMUKI
ダイフレックス・スーパーセラン(溶剤系)/スーパーセラン微弾性
菊水化学・ラーテル/スーパー無機ガードX
(高レベル)
日本ペイント・パーフェクトセラミックトップG
ダイフレックス・スーパーセランマイルド/スーパーセランアクア/
菊水化学工業・無機ガードZ
(無機塗料と言えるが性能がそれほど高くないレベル)
ダイフレックス・スーパーセランソフィア/スーパーセランフレックス/スーパーセラン4G
SK化研・エスケープレミアム無機
菊水化学工業・ナノペイント
(無機ではないがそこそこの性能がある塗料)
関西ペイント・ムキフッソ
菊水化学工業・水系ファインコートフッ素シリーズ/キクスイ SPパワー無機ガードF
(無機系ではあるが耐久性は低いもの)
SK化研・セラミタイトペイント

上記塗料の中にはOEM商品として別名称で売られているものがありますが、それらの商品は性能は上記製品と同じでも非常に高い価格を付けられているのでお薦めいたしませんし、当社では使用していません。
なお、理由はこの場でお伝えいたしませんが当社では下記塗料は使用しません。
プレマテックス・タテイル/グランデ のシリーズ
アステックペイント全般



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