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住宅塗装 夏に気を付ける事

夏の塗装の注意点!気を付けることがいっぱい

今年(令和3年)の関東甲信越地方は7月16日に梅雨明けをしました。
気温も一気に上がり、まさに夏本番を迎えましたが、真夏だからこそ気を付けるべきことがあるので、ご紹介します。

1.夕立とゲリラ豪雨に注意

夕立もゲリラ豪雨も、何の前触れもなく突然降りだします。昔と違って、気象庁の他に民間天気予報会社の通知などもあるので事前に予測は付くのですが、最も雲の動きを読むことで、これは経験がものを言います。
夏場になると、他社で工事を請けている方からですが「塗装されてからスグに夕立に降られたのですが・・・・」と相談が結構あります。弊社の場合は、雨が予想されたり、降ってきそうな状況になったら塗装は行わないですし、天気が急変しそうな場合は雨に叩かれないように養生をして万が一にも塗装が流されないように予防策を講じます(それでも仕上面が湿気等でよくない場合は塗り直します)が、相談をして来る方のお宅を施工している会社(職人)の多くが雨が降り出すまでと塗っていたり、屋根からブルーシートをかけて工事を続行したなどの問題施工をしています。雲の流れを読む力もないのでしょうが、工事を早く終わらせないと稼ぐことが出来ない下請けが施工をしているといった、違った問題も見えてきます。
弊社の近所でも大手ハウスメーカーが請負った塗り替え工事が雨が上がったとたんにスレート屋根を塗っていましたし、他社(広告多い会社)が雨上がり後すぐに水気を拭いて塗装をしていましたので、残念ながら良心を持って施工をしている会社は少ないのではないかと思われます。

2.高すぎる気温に注意

塗料の乾燥時間は気温23度を基準にしています。気温が低くなるに比例して乾燥硬化までの時間は長くなり、気温5度以下になると塗料は固まりません。逆に、気温が高すぎると不適切に硬化をしてしまい塗膜が問題を起こすことがあります。一般の方の中には「気温が高いと塗料が伸びるから(塗膜が薄くなり)良くない」といった間違った知識を言う人がいますが、気温が高すぎると塗料は伸びる前に固まり不均一な塗膜となってしまいます。なので、弊社では気温が高すぎて施工には適さないと判断した場合、あえて施工を中止することがあります。本来はこれもどこの施工会社でも行うべきことなのですが・・・・そこまで考えて工事をしている会社は殆どありません。

3.テープ類の糊に気を付ける

余談ですが、暑いと熱でテープの糊が解けて付着してしまうことがあります。施工後にしっかりと清掃をする必要があります。この清掃も重要な施工の一部であることは言うまでもありません。

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