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正直塗装店?!

ネットのプッシュ広告で「正直塗装店」の文字を見て「はぁ?」となったのでちょっと書きたいと思います。

何をもって「正直塗装店」なの?

正直と言っても、その内容は人によって違うのではないでしょうか?

  1. メーカーの仕様通りに塗料を塗る正直
  2. 契約書の内容通りに塗料を塗る正直
  3. 多少の知識をもって素地に合わせて下塗りを変える正直
  4. 悪いところを直し、それから塗装をする正直
  5. 部位によって塗装方法を変えて塗装の性能を出来るだけ引き出す正直
  6. 契約の仕様に間違いがない正直

この業界を見ていてわかるのは、よくて1と2が出来る程度、3が出来れば優秀な方、4・5・6は出来るところがほとんどいません。5は、昔は当たり前だったのですが、今は絶滅危惧種と言っても良いくらい少ないです。塗り替え会社(塗り替え専門と称して広告を出している塗装屋モドキ)やリフォーム会社は、6が全く出来ていないところが多いです。
以前にマンションの改修工事で業界内では丁寧と通っている親方が下請けとして入ってくれたのですが、2は出来る(決まっている内容順には塗装はする)ものの、1・3・4・5はほぼ出来ませんでした。
何が問題かというと、塗料を乾かす養生時間が不適切だったり、素地に問題があってもそのまま塗ってしまったり、設計事務所から指定された下塗りでは(長期的には)不都合が起きるのにそのまま塗ってしまったり、「そんなところまで!?」と思うようなところを刷毛ではなくローラーを使って塗っていたり・・・・と人間は正直なのですが、知識や技術が弊社が求める工事からは数ランク落ちる(出来の違いの他、長い目で漏ると耐久性なども落ちる可能性が高い)ものでした。ただ、元請けから求められた最低限の品質(見た目がキレイで塗ってあればよい)はクリアしているので、業界内ではそれでOKといえばOKなのですけど。。。。。
(このような事があるので、弊社は戸建て住宅を下請けを使わず基本的に自社で塗装をしています。)

またある時には、ある企業が大きな建物を建てるときに弊社を指定したため、建築を請け負ったゼネコンから仕事を依頼されたのですが、その建物の現場監督からその監督が信頼している職人をどうしても使ってくれと日ごろからそのゼネコンに入っている会社の下請けの親方を紹介されました。・・・・そのゼネコンの社内検査は問題なく通ったのですが、弊社の社内検査ではNGばかりで、結果的にほぼすべて、弊社の職人が仕上げ直しました。そのゼネコンは工事自体が日ごろから正直ではないようでしたが、弊社は弊社を指定してくれた施主企業に対しても正直でありたいという考えがあるのでさらに費用をかけてもやり直しをしました。

今回例でお話しした親方たちは、正直には仕事はしている人たちです。でも正直なことと、真の意味で正直であることは別です。ダマしているつもりがなくても、契約と違うと分かって作業を行うのは、詐欺ですから・・・。

余談ですが、「正直塗装」を掲げている会社の見積に間違いがあったので「この内容だと剥がれるので弊社ではこの内容と金額ではお請けできません。」とお断りした工事がありました。弊社でなくその自称正直の会社で施工なさった後に問題が起き、その施主から診て欲しいとの依頼があったので診ないで異常が出た箇所を言い当てましたら、なんと、弊社で「この仕様だと剥がれる」と言われたことを(その会社に)伝えたにもかかわらず「大丈夫!」と言い切り、そのまま工事を行ったとのことで・・・・どこが正直なのか疑問しかありません。




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