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技術なら!岡部塗装店

建築会社や設計事務所といったプロからの技術的な問合せや協力依頼が弊社には多くありるのですが、先だって昔ならば考えられなかった協力依頼がありまして、ここでお話ししたいと思います。

ある建築会社が、「岡部塗装店なら難しい工事でもできる」と人づてに聞いて電話をかけてきました。工事の内容を聞くと、さほど難しくもない店舗の室内塗装で普通の塗装職人ならば出来て当たり前のことでしたので、なぜ問合せしてきたのかと疑念が生まれました。「もしかしたら支払いに問題が?」などと考えてしまいました。
そこで「出入りの業者さんでも出来るでしょう?」と返したのですが、普段使っている塗装会社ではどうしても出来ないのでどうにか助けて欲しいというので、一度現場を見ることになりました。

現場はそれほど大きくない店舗で、ほぼ出来ています。あとは塗装をしてクロスを貼れば完成といった感じした。一部の塗装はされていましたが、そこで止まっていました。(確かに下手な塗装でしたが・・・・)なぜそこで止まっているのかも含め話を聞くと、次のような話をされました。
「写真のイメージで指定された仕上がりがどうしても出来ないので、デザイン会社(店舗系の設計事務所だと思います)に見てもらったらダメだしされ、そこで施工が止まってしまった。いつも使っている職人は、『そのなの出来っこない』といっているが、デザイン会社は他の物件でも出来たのだから出来ると言って(仕上げの)変更をしてもらえず、工期が迫っているので焦っている。」
そう言ってデザイン会社からの資料写真を見せてもらいました。確かに少し難しいかもしれませんが、塗装職人と名乗れる程度の腕があれば出来なければいけないレベルでした。ただ、使用する塗料は相応の知識がないと分からないかもしれないものでしたので、もしかすると田舎の一般的な塗装店では分からなかったのかもしれません。当たり前ですが、弊社では余裕で施工可能な内容でした。

金額や取引条件もその建築会社が予定していた金額とは大きくかけ離れましたがOKとなったので、念のためデザイン会社に見てもらうサンプルを大至急で作り確認を取ってもらっての施工となりました。(当然、一発OKでした)

職人がいない会社が多い

弊社は古い会社ですので、当たり前と思っていたことも古いのかもしれませんが、今の職人は弊社では見習いと呼んでいるレベルが多いようです。昔ならば職人と呼ばれるには他も認める一定の技術がある者を指しましたが、今は現場に入っている者を全て職人と称してしまう会社が多く、それらの作業人は職人ならば出来て当たり前のことが出来ないです。「そんなの出来っこない」といった自称職人は20年以上のキャリアがあると聞いて唖然としました。20年以上何をやっていたのか・・・・難しい仕事は「出来っこない」といって逃げていたのではないか・・・・そんな話をある親方にしましたら「岡部さん、今の職人はそんなレベルだよ。若い子は難しけりゃすぐ来なくなるからダメ込みだったまともに出来やしない。」と言われまして、ショックを受けています。

人不足、技術者不足といわれて久しいですが、塗装業界は入ってくる人たちを甘やかすことでしか数を補うことが出来なかったため、職人のレベルが下がり、結果として職人と称していても稼げない人が増えてしまったのではないでしょうか。低いレベルだから、低い報酬であることを自己を職人だと思っている人たちには知って欲しいと切に願うとともに、弊社だけは本物の職人を育てていきたいと思います。

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