業者の選び方 

正しい業者選び

業者選びを間違わないための知識とウソの見分け方

プロが全て上手い訳ではない!

本当に職人?職人もどきが増えてます!

「塗装屋さんってみんな同じでしょう?」
いえいえ!各社全く違いますし、塗装職人といっても何種類もあります。最近は職人とは呼べないレベルの者まで「職人」を名乗っていますから安心できません。ここでは、一般的には知られていない「塗装業の種類」とその特徴をお伝えします。

塗装職人を自称する基本3種+?

塗屋(塗り職人)

基本的に建築塗装で、刷毛塗りの部分を行います。昔からの塗装屋さんはこれに属する人が多く、「塗る」という技術では他より一段上の人が多いです。特に内装を行う場合は、塗り屋さんと他では、出来が全く違います。しかし、最近は技術を求められるような仕事も少なく、人数が極端に少なくなってきています。

骨屋(鉄骨塗装職人)

鉄骨を主に塗る業種です。骨屋の「骨」は鉄骨の骨。鉄工所の中での錆止め吹付けや、鉄骨の現地塗装を主に行っています。鉄塔などの塗り替えなども行う場合もあります。キレイに塗ることよりも塗ってあることを重視するタイプの業務内容です。

ガン屋(吹付け職人)

主に吹付塗装を行う業種です。ガンとは吹付機器をガンと呼んだことから来ています。吹付け機器を扱いは上手いですが、細かな塗装は向かない人も多いです。最近は、吹付工事がほぼ無くなって来ているので、吹付け以外も行いますが、塗るという技術と吹付けという技術は違うものなので、品質がイマイチな人もいます。

塗り替え屋

最近増えている厳密には「職人」と呼べない人たちです。当然自称「職人」。なぜ呼べないかというと、技術が職人と呼べるレベルに達していないのです。修行を途中で逃げ出してしまった者や、始めから独学なんて言う人もいて、プロなら出来ることができません。塗り替えを行っているリフォーム会社や塗り替え専門の会社にこの手がいる場合が多いので要注意です。

こんなにいる!塗り替え業者

リフォームの入り口とも言える塗り替えは、様々な業種が参入していて混沌とも言える状態です。「自社職人でやってます」や「塗り替えの専門店」なんて広告やホームページも、ウソや大げさが多く信用できません。しかし、業務の形態を見ればどんな会社か分かります。ここでは、主な業種別の特徴とその長所・短所についてお話しします。

塗装店

「~塗装」などの名前で業務を行っているところは、元々塗装業者ですので他業種よりは塗装についての知識があるかと思います。しかし、未だに建築業の下請けとしての工事を中心にしており、品質よりも価格を重視している会社が多くなってきています。また、創業30年以内の会社には、「いわゆるバブル期の創業の会社」があり、品質も方針もお客様が満足できるレベルに達しない場合があります。

リフォーム店

訪問販売やチラシなどを多く配っている会社が多いです。営業マンの人当たりが良く「職人」風とは違った接し方で女性でも安心できるところが多いです。コンサルタントの指導で、外注業者を自社社員の様に写真付きで紹介していることもあり、本当の誠実さは疑問を感じます。営業マンのマージン分が多く、価格に見合った工事でない所もあります。

ホームセンター

パッケージ料金で分かりやすいのが特徴です。多くは、外注100%で、利益率も高い設定ですので、価格に見合った工事は受けられないかと思います。むしろ、「業者泣かせ」と言われるぐらいに価格を圧縮しているところもあり、巧妙な手抜きを外注業者が勝手に行うところも多くあります。

建設会社・工務店

会社や社長の考え方がモロに品質に出ます。安さを売りにしている会社さんは「安かろう悪かろう」的な出入り業者が多く、品質はイマイチでしょう。逆に、責任を持って自分の建てた家を一生面倒見るという意気込みがある会社(社長)さんである場合は、多少高くても安心できるかもしれません。ちなみに、私は今までに、そのような責任感のある会社には数社しか出会ったことがありません。

建材店(屋)

屋根材や外装材、エクステリアなどを主に請け負っている業者です。私の知っている限りでは、社員に塗装職人がいるところはありません。何かのついでに少しの塗装をしてもらう場合は良いかもしれんが、品質は期待できないかと思われます。同様の会社がリフォーム部門を設けているところもあります。