見た目は一緒でも全く違うもの!

「家の近所で工事をしていたのを見て・・・」と言って問い合わせて下さる方が結構いらっしゃいます。当然ですが、工事をしていたからだけではなく、工事の仕上がりなどを見て興味を持っていただいたからなのですが、そのような方々のほとんどが実によく研究なさっています。もしくは過去に塗り替えの経験があり、何が良くて何が悪いかを知っていらっしゃいます。
そんな方からのご依頼でお見積りにうかがった時、数軒先で塗り替え工事を行っていました。足場には大きく会社名とキャッチフレーズが入ったシートが張ってあり、広告もよく目にする会社さんの施工でした。ちょうど公園のそばということもあり、興味があったのでクルマを停めて見学させてもらうことにしました。施工していたのは若い職人さん2人。しばらく見ていると違和感を感じました。

「ノ・・ノロい・・・。」

足場から降りてくるとテキパキとしていそうな雰囲気はあるのですが、いざ施工となるとノロいのです。手際が悪く要領も悪い。すると変なところにテープを張り養生をはじめました。

「???何をするのだろう???・・・ええ!!!!」

なんと、刷毛で塗ればよいところ(イヤ、仕上がりのためにも刷毛で塗るべきところ)を小さなローラーで塗り始めたのです。あんなところをローラーで塗ったら塗料が付きすぎてモチが悪くなりますし、仕上りだって良いとはいいがたいです。一見見はキレイに塗れているのかもしれませんがプロからしたら恥ずかしい仕事と言われてしまうような状態でした。
その後、何度かその家の前を通ったので見てみましたが、プロからすると・・・・な仕上がりでした。ノロノロと手際も悪かったので、なんとなく全体的にイマイチな出来で一部はムラっぽく見えます(近くまで寄れないので判定は出来なかったですが)。おそらく、素人目には良く仕上がっているのかもしれませんが、あれで良いのなら儲かるだろうなと思ってしまいました。
プロと素人の境がなくなってきている時代と言われていますが、やっぱり本物のプロとはキッチリと分かれています。ただ、素人に毛が生えた程度の自称プロが増えてしまったので、境が無くなったような錯覚をされているだけなのではないでしょうか。生意気な言い方ではありますが、当社の社員とあのような仕事をするような自称職人とは全く違うと改めて思った出来事でした。

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