怪しい業者の見分け方

ホームページやチラシなどを鵜吞みにしていませんか?

 工事を頼むとき、業者選びで参考にするのは、どうしてもチラシやホームページを頼りにしてしまいます。そんな時、都合の良い言葉が並ぶチラシやホームページを見ると、どうしても魅力的に思えてしまいます。「実績ナンバーワン!」、「腕自慢」、「職人直で低価格」、などの他、お客様からの手紙や感想なども掲載されています。冷静になれば分かることなのですが、それらは全部自画自賛・・・全部自分で評価した物です。客観性のあるものは、ほとんどありません。本当の事も一部はあるでしょうが、それも論理的に考えると???がつくものばかり。このページでは、最近業界でも問題になっているそのような業者の見分け方と、その理由を説明いたします。

こんな業者には、要注意!

 報告されている問題業者の特徴を、箇条書きにしました。当てはまる項目をクリックすると、それがなぜ問題なのか、どうやって問題業者かどうかを見分けられるのかを解説するページに移動します。

 ホームページ・チラシ編      

 見積・診断編   

ホームページ・チラシ編

ここにいらした皆さんも、ホームページを見て業者を選ぼうと思っていられるかと思います。そんなホームページの多くが、ホームページ作成業者の手によるもので、見栄えが良いページには何百万円もの費用が掛かっています。(当社はすべて自社で制作しています)当然ですが、それらの費用も代金に反映されています。それ以上に、ホームページ作成会社は売り上げを上げるために様々な手法を講じるのですが、それらには2012年に話題となったステマ(ステルスマーケティング)のように企業倫理に反する物が多く存在しています。

工事をした普通の家の写真が多く掲載されている

 完成した直ぐ後の工事写真は、どんな工事で合ってもキレイに見えます。写真があるから工事品質が良いというわけでは、絶対にありません。マタ、「○○市○○町A様宅」とかの記載があって、工事した家の写真が掲載されていると、なんだか安心できる業者なのかなと思ってしまうのかもしれません。でも、それは大変危険です。家の写真と、住んでいる町の名前が分かれば、個人を特定することは簡単です。実際に特定されて、訪問販売が頻繁に来るようになったお宅や、空き巣にあったケースも報告されています。お客様にとっては何の理もない事ですので、当社は個人情報保護の観点から特段の事情がない限り掲載はしません。
ホームページに写真を掲載している会社には気をつけろというのが、既に常識になり始めています。

自社製の「お客様からの評価」を掲載している

 お客様からの手紙や評価などを掲載しているところがありますが、このような手紙は、書くと図書券やQUOカードなどがもらえたりする、いわばヤラセです。中には営業マンがお客様から聞いた事を(都合よく)書いて、掲載していたなんて例もあります。当然ですが、この手紙も完成してすぐに書いてもらったもので、普通であれば悪い事を書くわけがない(書いても掲載しないでしょう)もので、信用に値する物ではありません。これは昔からある手口ですので、お気を付け下さい。 

「ナンバーワン」や「地域1番店」の表示がある

 「口コミ数ナンバーワン」とか、「施工実績ナンバーワン」とか書いてあるホームページが最近増えてきています。でも、それらは、紛れもなく誇大広告です。楽天などのショッピングサイトの場合は集計結果が出ますので、そのような記載も裏付けがあるのですが、塗装やリフォームの場合は、公的機関への登録もないので、どこのだれも統計を取っていませんし、順番もつけていません。また、良識ある業者なら使わないようなマルチ商法まがいの塗料などを売り上げて表彰されたケースは、事実かもしれませんが、業者に信用を計るうえでは参考になりません。見方を変えれば、それだけあくどい商売をしてますと言っているのと同じです。

「コミコミ○○万円」などのパック料金で表示

  コミコミ価格のパッケージ売りは、もともとはホームセンターの様なところが、プロではない素人営業マンでも見積出来るように始めた方法です。本来ならば、壁や屋根、窓の大きさや形状などで建物ごとに違う施工数量を、坪数からの平均値で計算しています。  問題は、お客様にとっては価格以外にメリットがないこと。数量は正確でなく、素地状態によって変えることもしないので、施工に無理が出ます。もしくは無理やり金額に合わせるので手抜きが発生します。この手法を行っている会社は、トラブルを抱えていることも多く、依頼しないほうが賢明です。
 最近では、「塗り替えまるごと58万円」というチラシを見て見積を頼んだら、なんだかんだプラスになって、結局150万円ぐらいになってしまった、という事例も報告されています。もちろん、そのような業者も悪質であることは言うまでもありません。 

参加者の少ないコンテストなどでの入選ををアピール

 「技能大会優勝」とか「技能五輪出場」とか、何かしらの大会で優勝とか入賞したこ事で、「何でも上手に出来ます。」のような表現をしているページがあります。でも、それらの大会って・・・全く認知されていません。技能五輪とかは有名ですが、これは年齢制限が低く大卒で年齢制限で出られません。要するに、全員出場の大会ではないのです。他にもありますが、基本的に組合活動をしている会社に属しているから、人数合わせで出るとか、ひどい種目では優勝者が所属する会社が事前に決まっていたりとかあるようです。  美容室でも「チャンピオンの店」と大きく垂れ幕を掛けている店がありますが、その店が必ず評判が良いという訳ではありません。どちらかというと、何も知らない人がだまされるのに近い感じがします。 

メーカー直で塗料を仕入れているから安い??

 日本ペイントや関西ペイントなどの大手塗料メーカーの名前を出し、「当社はメーカー直で塗料を仕入れているから安くできます!」という業者がいますが、それらはウソです。メーカー側も注意を促しています。  塗料は、メーカーから販売会社に行き、そこから卸問屋(1次)に流れます。卸問屋から塗料販売会社(2次)などに流れ、その後にまちの塗料屋さん(3次)に行ってから一般に販売されます。一部の卸問屋は、特定の会社とも取引をしていますので、最も近くとも卸問屋からの仕入れです。メーカーが直接販売するといったことは絶対にありません。  また、塗装工事は人件費がその多くを占めますので、塗料代は例え卸価格と末端価格で比べたとしても魅力的なほどの違いは出ません。 

「塗り替え講座」などを開催

 日本ペイントや関西ペイントなどの大手塗料メーカーの名前を出し、「当社はメーカー直で塗料を仕入れているから安くできます!」という業者がいますが、それらはウソです。メーカー側も注意を促しています。  塗料は、メーカーから販売会社に行き、そこから卸問屋(1次)に流れます。卸問屋から塗料販売会社(2次)などに流れ、その後にまちの塗料屋さん(3次)に行ってから一般に販売されます。一部の卸問屋は、特定の会社とも取引をしていますので、最も近くとも卸問屋からの仕入れです。メーカーが直接販売するといったことは絶対にありません。  また、塗装工事は人件費がその多くを占めますので、塗料代は例え卸価格と末端価格で比べたとしても魅力的なほどの違いは出ません。

 

見積・診断編

チラシや訪問販売も工事を頼むきっかけになります。訪問販売の問題は報道でも扱われることが多いのでご存知の方も多いでしょうが、チラシは法の規制もなく、野放し状態です。印刷物だからとついつい信用しがちですが、危険な罠がいっぱいです。ここでは、そんな罠にはまらないために、最近報告さえている特徴をご説明します。

公的にな通用しない有資格者が診断!

 診断をするのに有資格者であるのが望ましい事は他でも触れましたが、この有資格者、公的に通用するものは、それなりの知識と経験が要求されます。なので、訪問販売業者などの診断士は民間資格しか保有していないことが多いです。それらは一般社団法人や株式会社などが収益のために行っている資格で、お金を払い講習を受ければ全員がもらえます。当然ですが、公的には全く通用しません。中には居眠りしていても、途中退出してももらえる資格もあり、診断士としては全く役にも立たない有資格者を量産しています。 

診断と称して、屋根やベランダに上がる

 もし塗装の見積または診断のためにハシゴで屋根に上がるという業者がいたら絶対に上げないで、その場で帰してください。屋根を損傷する事故が多発して問題になっていますし、屋根の塗装だけなら屋根に上らなくとも、経験がある本物のプロならば見積が出来ます。上がらないと見積れないのは経験がない素人同然である証拠です。破損などによる雨漏りの修理や診断以外は屋根に上る必要はまったくありません。  屋根に上がろうとする業者については、悪徳リフォーム業者に注意を促す報道でも、その場で断り、工事を依頼しないように注意を促しています。  ベランダに関しては、防水工法によって工事の方法が異なりますので、お客様の承諾を得て室内から見せてもらう方が良いです。勝手に外からハシゴで入る業者がいますが、多くのトラブルが報告されていますのでご注意ください。 

見積は、建物の縦横を計るだけ

 建物の縦横(幅と奥行き)を測る作業は、建坪の確認のためです。それしか測らないで見積をする業者は、坪当りで計算しています。およその数量を記入して、あたかも正確に実測したように装う会社もありますので注意が必要です。この様な見積方法(坪当たりいくらという方法)を行うのは、素人営業マンや計算が出来ない人(学力の問題)で、正確とは程遠い数量を提出して来ることもあります。 

診断書は写真が多く、説明文はコメント程度

 診断書は文章でも分かるように書かれるべきもので、写真は文章をより分かりやすくするための物です。写真に少しのコメントが付いているような診断書は、コンサルタントが作った診断ソフトや、マニュアルによるもので、建物に起っている問題の本質を表していないことがほとんどです。  そもそも、写真(一見)で分かるような劣化部位は簡単に直せるので、大きな問題であることは少ないです。それよりも見える劣化から考えられる見えない損傷の方が問題で、診断ではそれを説明すべきなのです。写真を多用する診断書は、公的には通用しない資格者が作成した物が多いので、その点も注意してください。 

見積書の項目が異常に少ない、又は異常に多い

 見積書は、工事内容を示す大事な書類です。その書式に決まりはありませんが、やはり「一式」だけの表示はどこまでが工事範囲であるか分かりません。では、項目が多ければよいかというと、それも問題です。項目が異常に多い見積の場合、不要に金額を上げようとするなど、不都合をごまかそうとしている場合があります。いずれの場合も、信用するのには注意が必要です。 

ほとんど質問に、すぐに答えられない

 本当に理解をしているプロならば、ほとんどの質問に対してすぐに回答できます。例え、すぐに回答できないものがあった場合でも、その理由を答えられますし、想定できる回答は答えられるはずです。  もし、質問にすぐに答えられない営業マンなどが来た場合は、注意してください。建物に問題があっても、それを適切に直せない場合がありますし、塗装工法ですら適切な工法でない可能性があります。
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